バンピングとは
バンプキーを用いて開錠する方法でピッキング・カム送り会場・サムターン廻しといった鍵を使わずに錠前を開ける、これまで行われていた代表的な開錠手法に続く新たな手法。
この手法を用いれば、古典的なピンシリンダーは原理的に全て開錠可能となります。
開錠操作には、熟練した技術や特殊工具を必要とせず、以前に社会問題となったピッキングよりも簡単でしかも短時間で開錠可能。
バンピングの原理
下ピンに衝突エネルギーを与えて、ニュートンの法則に従って上ピンのみを跳ね飛ばして、一瞬シャーラインをフリーにして内筒を回す方法ににています。
対象となるシリンダー専用のブランクキー、もしくは純正キーを基にバンプキーを作成し、そのバンプキーを差込んだ状態で適当なモノで叩くだけで、どんなに複雑なキーウェイであっても、また耐ピッキング対策のためピンの本数を増やしたキーであっても、
構造がピンシリンダーであるかぎり、バンピングに対しては全く無力です。
バンピングの仕組みに関して映像で紹介されいますのでこちらもご覧ください。
特徴
バンピングによる開錠は、その操作に特殊な技術を必要としません。言い換えれば、バンプキー自体を如何に正確で精密に作るかが重要で、それさえ達成できれば素人や子供でさえも、これまでプロでも開錠できなかったシリンダーを数秒で開錠することが可能となります。
- ピンシリンダーの全てに適応可能:世界中で使用されているピンシリンダーは原理的に全て開錠可能。
- 錠を破壊せず開錠ができる:ピッキングなどの手法と同様に開錠した痕跡を判別しにくい。
- 特殊工具でなく材料の入手が容易:バンプキーの製作には、対応したシリンダーの純正キーを利用したり市販のブランクキーを利用することが可能で、材料の入手が容易である。
- 特殊なテクニックを必要としない:正確に作られたバンプキーが用意されれば、開錠操作は至って簡単で、特に熟練したテクニックやノウハウは必要としない。
- 短時間で開錠が可能:バンプキーの精度がよければ、最短で1回の衝撃で開錠ができる。ピッキングでは10分以上開錠不可能なシリンダーが瞬時に開錠可能となる。平均でも数秒から10秒の間に開錠ができる。
犯罪の脅威
バンプキーにより、玄関扉やロッカー、郵便ポスト、自動販売機などに広く使用されている膨大な数のピンシリンダー全てが開錠容易となります。
また、所持していても普通のキーと区別がつきにくいので取締も困難になり、犯罪に悪用される可能性が非常に高い。
開錠が非常に容易なので6歳の男子が、バンプキーを使ってピンシリンダーを2、3秒で開けている映像もあります。
また海外ではバンプキー(1本3$程度)や専用のハンマー等もインターネット通販されており、既に簡単に入手可能な状況にあります。
対策
現在警察庁においてバンピング犯罪の摘発事例はなく国内錠前メーカーの作る日本ロック工業会でも19年4月時点で日本国内において犯罪として発生する可能性は、非常に低く過敏な心配は必要ないと発表しており、全く対策がされていないのが現状です。
しかし、バンピングは非常に簡単で誰でも出来る犯罪、さらには全く進入した痕跡を残さないのが特徴です。部屋においておいた現金や貴重品が盗まれたとしても、多くはそのことに気づきません。
また、気がついて警察に被害届けを出したとしても、鍵の閉め忘れによる侵入として処理されればバンピングによる被害だとはなりません。
バンピングは全てのピンシリンダーを開錠してしまいますので、鍵穴のない鍵に交換してしまうか、補助錠として鍵穴を使わないものを別途設置する、もしくはキーカバーを付けて鍵穴を露出させない、などの対策が必要です。
キーカバーなら最も早く安価に対策できます。至急のバンピング対策なら「ロックツーロック」が有効です。
バンプキー. (2009, 3月 29). Wikipedia, . Retrieved 02:36, 5月 14, 2009 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%BC&oldid=25115368.












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